近代日本の戦傷病者と戦争体験

書誌事項

近代日本の戦傷病者と戦争体験

松田英里著

日本経済評論社, 2019.11

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ センショウビョウシャ ト センソウ タイケン

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注記

博士論文 (一橋大学, 2016年度提出) を加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

「戦争の惨禍」や国家・社会の矛盾の象徴とされる一方、待遇改善の声をあげ、戦時は総力戦体制に組込まれた「癈兵」。日露戦争から日中戦争までの軌跡と戦場・戦争体験の固有性を明らかにする。

目次

  • 序章 なぜ戦場・戦争体験の固有性を問うのか
  • 第1章 「社会復帰」と待遇改善運動—一九二〇年代
  • 第2章 「癈兵」の名誉と抑圧
  • 第3章 慰霊旅行記にみる「癈兵」の戦争体験
  • 第4章 増加恩給獲得運動と傷痍軍人特別扶助令
  • 終章 日本社会は「廃兵」をどのように扱ったか

「BOOKデータベース」 より

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