恥ずかしながら、詩歌が好きです : 近現代詩を味わい、学ぶ

書誌事項

恥ずかしながら、詩歌が好きです : 近現代詩を味わい、学ぶ

長山靖生著

(光文社新書, 1036)

光文社, 2019.11

タイトル別名

恥ずかしながら詩歌が好きです : 近現代詩を味わい学ぶ

タイトル読み

ハズカシ ナガラ シイカ ガ スキ デス : キンゲンダイシ オ アジワイ マナブ

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内容説明・目次

内容説明

今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。勇気がいります。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねているからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、共にわがこととして胸に沁みるのではないか—。評論家として数々の受賞歴もある著者が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。現代日本語や時代を作ってきた詩人たちの心のやりとり、生き様に注目!

目次

  • 第1章 大食いは師友の絆—正岡子規、伊藤左千夫、長塚節
  • 第2章 日清・日露の戦争詩—与謝野鉄幹、夏目漱石、森鴎外、大塚楠緒子、与謝野晶子、乃木希典
  • 第3章 江戸趣味と西洋憧憬—上田敏、北原白秋、木下杢太郎、佐藤春夫、萩原朔太郎
  • 第4章 酒のつまみは何ですか—吉井勇、若山牧水、中村憲吉、萩原朔太郎、中原中也
  • 第5章 詩歌と革命—石川啄木、百田宗治、萩原恭次郎、小熊秀雄
  • 第6章 恋する詩人たち—与謝野鉄幹、与謝野晶子、北原白秋、片山廣子、芥川龍之介
  • 第7章 犯罪幻想(ミステリ)と宇宙記号(SF)の世界—萩原朔太郎、高村光太郎、山村暮鳥、千家元麿、三好達治、佐藤惣之助
  • 第8章 抒情派の季節、あるいはロマネスクすぎる詩人たち—中原中也、立原道造、堀辰雄
  • 第9章 直情の戦争詩歌、哀切の追悼詩歌—北原白秋、三好達治、高村光太郎、折口信夫
  • 第10章 戦中戦後食糧事情—斎藤茂吉、山之口貘、片山廣子

「BOOKデータベース」 より

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