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日本の貧困女子

中村淳彦著

(SB新書, 494)

SBクリエイティブ, 2019.11

タイトル読み

ニホン ノ ヒンコン ジョシ

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内容説明・目次

内容説明

「日本はもはや後進国である」最底辺に生きる女性たちの現状とは。働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。

目次

  • 第1章 東京とは異なる、北関東の女性の貧困 地元が閉塞して未来がないのがわかっているのは、頭のいい人だけ(人生を悲観するのは、母親の過干渉、支配、暴言暴力;初めてできた彼氏に、「消費者金融から借金して」と頼む ほか)
  • 第2章 民生委員が見た北関東の実情 パート先で相手を見つける。不倫売春というか、要するにお金を介在した不倫(典型的なマイルドヤンキーの夫婦;合法、違法より、地元の人間関係にバレるかどうか ほか)
  • 第3章 地方出身、東京在住の貧困女子 本当に仕事がない。地方は本当に終わっていますよ(東京貧困女子と北関東の貧乏、貧困の比較;ホームレス。雇ってくれて本当に助かった ほか)
  • 第4章 沖縄、最貧困の果てに 中学生からキャバとか風俗で働く子はたくさん。それが普通(中学校のクラスヒエラルキー;相手はヤクザでラッキーくらいに思ってた ほか)

「BOOKデータベース」 より

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