障害児の共生教育運動 : 養護学校義務化反対をめぐる教育思想
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障害児の共生教育運動 : 養護学校義務化反対をめぐる教育思想
東京大学出版会, 2019.11
- タイトル別名
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For the school to learn and live together : lessons from movements against compulsory schooling to special schools in Japan from 1960s
- タイトル読み
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ショウガイジ ノ キョウセイ キョウイク ウンドウ : ヨウゴ ガッコウ ギムカ ハンタイ オ メグル キョウイク シソウ
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内容説明・目次
目次
- 養護学校義務化反対運動が提起したこと
- 障害児教育における包摂と排除—共生教育運動を分析するために
- 第1部 「共生」の教育を求めて(大規模施設も養護学校もいらない—八木下浩一・「街に生きる」意味と就学運動;なぜ「分けない」ことが大事なのか—公立中学校特殊学級教師・北村小夜の闘い;「障害児」は存在しない!—がっこの会による就学時健康診断反対闘争;「せめぎ合う共生」を求めて—子供問題研究会における「生き合う」関係)
- 第2部 障害児教育における「当事者」とは(「子殺し」する親も子どもの意志を担えるのか—「青い芝の会」神奈川県連合会の主張に着目して;「ぼくはにんげんだ」—金井康治の就学闘争二〇〇〇日)
- 第3部 「発達」を批判し、発達にこだわる(どの子も一緒に取り組める授業の追求—八王子養護学校における「総合的学習」;「見えない世界」をどう認識するのか—「盲児」のいる普通学級と仮説実験授業;共生教育運動における教師のジレンマ—大阪牧方市・宮崎隆太郎の挑戦)
- 第4部 共生教育運動によって問い直される心理学・医学・教育学(臨床心理学における共生共育論のゆくえ—日本臨床心理学会・学会改革運動から;医学はいかに問い直されようとしたのか—学会変革の気運とその挫折;教育学における応答—少数の教育学者たちによる理論的挑戦;継続する検査技術—就学時健康診断における知能検査から見えてくるもの)
- かすかな光へ—「共生」と「発達」の緊張を引き受け続けること
「BOOKデータベース」 より