女のキリスト教史 : 「もう一つのフェミニズム」の系譜
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書誌事項
女のキリスト教史 : 「もう一つのフェミニズム」の系譜
(ちくま新書, 1459)
筑摩書房, 2019.12
- タイトル別名
-
女のキリスト教史 : もう一つのフェミニズムの系譜
- タイトル読み
-
オンナ ノ キリストキョウシ : 「 モウ ヒトツ ノ フェミニズム 」 ノ ケイフ
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注記
主要参考文献: p269-270
内容説明・目次
内容説明
キリスト教は女性をどのように眼差してきたのか。ミートゥー運動に象徴される、現代の「男女同権」を目指すフェミニズムとは異なり、ヨーロッパにはカトリックを起源とする「もう一つのフェミニズム」の水脈があった。聖母マリア、マグダラのマリアに始まり、中世修道院の女性たち、異端として処刑されたジャンヌ・ダルク、国と宗教を超え崇敬される現代の聖女マザー・テレサまで、キリスト教における女性への差別と崇敬の歴史を明らかにする。
目次
- 序章 フレンチ・フェミニズム—ジャンヌ・ダルクからカトリーヌ・ドヌーヴまで
- 第1章 イヴの登場—すべてはエデンの園から始まった
- 第2章 イエスの登場—イエスを育てた女たち
- 第3章 聖母の登場—マリア崇敬が女神信仰を温存した
- 第4章 聖女の登場—マグダラのマリアからマザー・テレサまで
- 第5章 魔女の登場—聖女になれない女たち
- 第6章 女性リーダーの登場—女子修道院と神の国
- 終章 神はフェミニストなのか?
「BOOKデータベース」 より