西洋中世の愛と人格 : 「世間」論序説

書誌事項

西洋中世の愛と人格 : 「世間」論序説

阿部謹也[著]

(講談社学術文庫, [2594])

講談社, 2019.12

タイトル別名

「世間」論序説 : 西洋中世の愛と人格

西洋中世の愛と人格 : 世間論序説

タイトル読み

セイヨウ チュウセイ ノ アイ ト ジンカク : 「セケン」ロン ジョセツ

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注記

『「世間」論序説--西洋中世の愛と人格』(朝日選書, 1999刊) の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

なぜ、日本人は「世間を騒がせて申し訳ありません」と謝罪するのか。無実ならば決して謝罪せず、世の中が納得するまで主張を続ける西洋との違いはどこから生まれるのだろうか。日本古来の「世間」と対比させつつ、西洋の「社会」を構成している「個人」や「愛」が成立する過程を綿密に描き出す、西洋史学の泰斗が晩年に到達した独自の日本人論の原点!

目次

  • 1 世間と社会(世間の中の一人として;どのような世間に立脚しているのか ほか)
  • 2 個人と人格の成立について(個人と人格のありかた;人格を求めて—アーロン・グレーヴィッチの問題提起 ほか)
  • 3 神判の世界とケガレ(公と私の逆転;いまも呪術的な世界が—日常生活の次元で ほか)
  • 4 西欧における愛のかたち(「愛」、その実質;プラトンと初期キリスト教における愛 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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