フレームの外へ : 現代映画のメディア批判
著者
書誌事項
フレームの外へ : 現代映画のメディア批判
森話社, 2019.11
- タイトル読み
-
フレーム ノ ソト エ : ゲンダイ エイガ ノ メディア ヒハン
大学図書館所蔵 件 / 全59件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
あらゆる画面が我々を囲み、新たな「自然」となりつつある現在。文字情報に奉仕する映像と音に操られてしまわないために、我々はこの環境といかにして向き合うべきか。フレームの「内」と「外」、画面と音声の関係を軸に、ロッセリーニ、ブレッソン、ゴダール、ストローブ=ユイレ、さらにアメリカや日本の戦後映画をたどり、ロシア、南米、中東などの先鋭的な映画作家まで、「フレームの外へ」と分析の眼差しを向ける現代映画論。
目次
- 「外」の発見に向かって
- イン&アウト—顕微鏡とリレー
- リアルというフレームの行方—「リアリズム」の流れを読む
- フレームを閉じることと開くこと
- 想像力は消えた—アメリカ映画史における追跡と撃ち合い
- 「時代劇」から上演の映画へ
- 『ミュリエル』から『和解せず』へ
- ゴダール、小津から「ソ連映画」へ
- 闇から浮上する身体へ—メディア批判の視点から見た第二次大戦後の日本映画
- 現代映画の軌跡—フレームとサウンドのクリティカル・ライン
- メディア・イメージに抗って—エジプト・スペイン周辺、ラテンアメリカ現代映画
- トランスナショナルなメディア批判映画の現状
「BOOKデータベース」 より