モンタージュ小説論 : 文学的モンタージュの機能と様態
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書誌事項
モンタージュ小説論 : 文学的モンタージュの機能と様態
(叢書記号学的実践, 30)
水声社, 2019.12
- タイトル別名
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Montage novel theory
- タイトル読み
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モンタージュ ショウセツロン : ブンガクテキ モンタージュ ノ キノウ ト ヨウタイ
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注記
欧文タイトルはp244による
あとがきに「博士論文「モンタージュ小説論 : 近現代における文学的モンタージュの様態と機能についての考察」(京都大学, 2016年度提出)を部分的に書き改めたもの」とあり
参考文献: p225-238
内容説明・目次
内容説明
「意識の流れ」「コラージュ」「ポリフォニー」など、読書行為が「組み立て」となる小説が数多く生み出されてきた。本書はこうした小説を「モンタージュ」という概念から捉え直し、制作手法からばかりではなく、「縞模様」と「紐づけ」をキーワードに作品受容の観点から制作/読解の手法を実践的に検討することで、分析装置としての「モンタージュ」を鮮やかに提示する。
目次
- 序
- 第1章 二つの文学的モンタージュ(分裂した辞書的定義;フォトモンタージュと文学的モンタージュ;映画のモンタージュと文学的モンタージュ)
- 第2章 “縞模様”と“紐づけ”(物語装置としてのモンタージュ;カットを指摘することの難しさ;時空間的モンタージュの問題点;引用モンタージュの問題点;“縞模様”と“紐づけ”)
- 第3章 モンタージュ小説の類型論(さまざまな縞模様;モンタージュ小説のテーマ的分類)
- 結論
「BOOKデータベース」 より