中日近代文学における留学生表象 : 二〇世紀前半期の中国人の日本留学を中心に
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中日近代文学における留学生表象 : 二〇世紀前半期の中国人の日本留学を中心に
(一衣帯水を行き来する人・物の明暗, 1)
日中言語文化出版社, 2019.8
- タイトル読み
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チュウニチ キンダイ ブンガク ニオケル リュウガクセイ ヒョウショウ : 20セイキ ゼンハンキ ノ チュウゴクジン ノ ニホン リュウガク オ チュウシン ニ
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注記
参考文献一覧: p178-196
2017年度に同志社大学へ提出した博士論文をもとに、加筆修正を行ったもの
内容説明・目次
内容説明
中国語・日本語の小説あわせて6本を対象に、明治末期から第二次世界大戦期までの中日近代文学における留学生表象を考察。中国近代文学史において注目されてこなかった作家(南武野蛮、張資平、崔万秋など)の作品を取り上げ、作家の再評価と中国近代文学史の再考を試みた。佐藤春夫や、太宰治、大城立裕の描く留学生像を分析し、作家の中国との向き合いかたを究明。小説の分析を通して、大中華意識を温存する者、中華民国政府と齟齬をきたす者、愛国と欲望との間を行き来する者など、ナショナリズムで一括りにできない留学生像を浮き彫りに。ナショナリズムの枠組みで捉えなれがちの中国人日本留学生、比較文学・文化の視点で再考察した力作。
目次
- 序章 中日近代文学における留学生
- 第1章 賈宝玉、日本へ行く—南武野蛮『新石頭記』を読む
- 第2章 余計者としての留日学生—張資平「一班冗員的生活」を中心に
- 第3章 「摩登哥児」としての中国人女子留学生—崔万秋『新路』を読む
- 第4章 想像としての「アジアの子」—佐藤春夫「アジアの子」試論
- 第5章 「親和」と留学生—太宰治『惜別』を中心に
- 第6章 留学という幻影—大城立裕『朝、上海に立ちつくす』をめぐって
- 終章 まとめ
「BOOKデータベース」 より
