哲学の起源
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哲学の起源
(岩波現代文庫, 学術 ; 413)
岩波書店, 2020.1
- タイトル読み
-
テツガク ノ キゲン
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注記
原本: 岩波書店2012年刊
附録「『世界史の構造』から『哲学の起源』へ」: p247-254
古代ギリシア史年表: p260-262
思想家年表: p [263]
内容説明・目次
内容説明
デモクラシーの理想とされるアテネの直接民主制は、実は自由ゆえに平等であった古代イオニアのイソノミア(無支配)再建の企てであった。イオニアの自然哲学をイソノミアの記憶を保持するものとして読み解き、アテネ中心のデモクラシー神話を解体する。『世界史の構造』を経て、社会構成体の歴史の起源を刷新する野心的試み。
目次
- 序論(普遍宗教;倫理的預言者 ほか)
- 第1章 イオニアの社会と思想(アテネとイオニア;イソノミアとデモクラシー ほか)
- 第2章 イオニア自然哲学の背景(自然哲学と倫理;ヒポクラテス ほか)
- 第3章 イオニア自然哲学の特質(宗教批判;運動する物質 ほか)
- 第4章 イオニア没落後の思想(ピタゴラス;ヘラクレイトス ほか)
- 第5章 アテネ帝国とソクラテス(アテネ帝国と民主政;ソフィストと弁論の支配 ほか)
「BOOKデータベース」 より