山に生きる : 受け継がれた食と農の記録 : 「かしき」と百姓小野寺ツキヨさん

著者

    • 大谷, 洋樹 オオタニ, ヒロキ

書誌事項

山に生きる : 受け継がれた食と農の記録 : 「かしき」と百姓小野寺ツキヨさん

大谷洋樹著

ツーワンライフ, 2019.7

タイトル読み

ヤマ ニ イキル : ウケツガレタ ショク ト ノウ ノ キロク : カシキ ト ヒャクショウ オノデラ ツキヨ サン

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内容説明・目次

内容説明

太平洋戦争前後の食糧難の時代、北上山地に育ち、戦後は地域に伝わる希少な在来作物をつくり続けた。山とともに生きたひとりの女性から筆者は何をどのようにつくり、どのように食べたのかを聞き取りした。中でも、命をつないだかつての主食のヒエは栽培から収穫、調製、加工・調理まで、農耕具とともに丹念にたどった。盛岡市から100kmの道のりを6年半通ってまとめた記録の書。

目次

  • 序章 粘りがあるヒエ「もじゃっぺ」(米の餅のように搗いた;実が熟すのが遅め)
  • 第1章 「これでおがった」(子供のころの食事;個性豊かな地カブと地大根;「ウムスペェ」と白干し;冬につくった粉もの;コメの代わりに)
  • 第2章 雑穀をどうつくったか(畝うち 種播き;収穫から脱穀;手間がかかったヒエの精白)
  • 第3章 身近にあった山のもの(今も食べたいスタミ、トチノミ;果実、野草 自然のもの)
  • 終章 炭焼きも椎茸も牛飼いも

「BOOKデータベース」 より

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