書誌事項

新実存主義

マルクス・ガブリエル [著] ; 廣瀬覚訳

(岩波新書, 新赤版 1822)

岩波書店, 2020.1

タイトル別名

Neo-existentialism : how to conceive of the human mind after naturalism's failure

タイトル読み

シン ジツゾン シュギ

注記

原著 (Polity Press, c2018) の全訳

文献一覧: 巻末p1-5

内容説明・目次

内容説明

心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義と心の哲学をつなげ、二一世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

目次

  • 序論 穏健な自然主義と、還元論への人間主義的抵抗(ジョスラン・マクリュール)
  • 第1章 新実存主義—自然主義の失敗のあとで人間の心をどう考えるか(マルクス・ガブリエル)
  • 第2章 ガブリエルによる論駁(チャールズ・テイラー)
  • 第3章 心は「存在する」のか?(ジョスラン・ブノワ)
  • 第4章 人間の生とその概念(アンドレーア・ケルン)
  • 第5章 四人に答える(マルクス・ガブリエル)

「BOOKデータベース」 より

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