アメリカ、19世紀末のくびき
著者
書誌事項
アメリカ、19世紀末のくびき
出窓社, 2019.12
- タイトル別名
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アメリカ19世紀末のくびき
- タイトル読み
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アメリカ 19セイキマツ ノ クビキ
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注記
写真・図版一覧: p242-247
参考文献と註: p252-285
内容説明・目次
内容説明
本書で取り上げたのは、南北戦争後の共和国の在り方を模索し、「自由と平等」を掲げる国是と現実のギャップに挑戦した人々である。取り上げた人々の名を今日知る人は少ない。美術館関係者、画家、教育関係者、実業家とその妻、セツルメント関係者など、地位も地域もばらばらな人々である。しかし振り返ってみると、彼らが南北戦争後の新しいアメリカを生き、今日に続く軌跡を残していることが見えてくる。
目次
- 第1章 ウィリアム・T.ブロジェットの奴隷解放—パーラーに集う家族が隠す不安と怖れ
- 第2章 セイモア・イートンの青年教育—幼児絵本に潜むアメリカ帝国の野望
- 第3章 ジョン・J.グレスナー夫妻の理想郷—拒絶される移民と「殺害される」女性たち
- 第4章 エレン・ゲイツ・スターの抵抗—世俗化を拒むアメリカの底流
- 第5章 ヴィーダ・ダットン・スカダーの「融合」—社会主義を拒絶するアメリカの深層
- 第6章 ジェーン・アダムズの挑戦—今へと続くアメリカの課題とタブー
「BOOKデータベース」 より