騒音の文明史 : ノイズ都市論

書誌事項

騒音の文明史 : ノイズ都市論

原克著

東洋書林, 2020.1

タイトル別名

Urbanistik des Lärms : Eine semiothische Untersuchung über Staat, Gesellschaft und Individuum

タイトル読み

ソウオン ノ ブンメイシ : ノイズ トシロン

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注記

参考文献: p427-429

内容説明・目次

内容説明

江戸の名残をとどめ、物売りの声が遠く響く世界都市に、実用と享楽の音塊が押し寄せた!爾来人びとに憑きまくる“わたくし”という感覚とは?“静寂”とは?自他をわける“やかましい”の実相とは?—無数のメディアに表出した庶民の織りなす音風景の小譚を、ヨーロッパ思想の援用を踏まえて縦横無尽に博捜するノイズ三都物語「東京篇」!!収載図版95点。

目次

  • 第1章 都市の周縁の音世界
  • 第2章 寺の鐘と教会の鐘の政治学
  • 第3章 太鼓と木魚の社会秩序
  • 第4章 拍子木と自由の観念
  • 第5章 精神という神話とモダンタイムズ
  • 第6章 プライバシーの音響学
  • 第7章 騒音と静寂の権力論
  • 第8章 都市の交響楽
  • 第9章 サイレンと国家イデオロギー
  • 第10章 ラジオと時代の尖端性

「BOOKデータベース」 より

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