ゲームの王国
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ゲームの王国
(ハヤカワ文庫, 8447-8448 . ハヤカワ文庫JA||ハヤカワ ブンコ JA ; JA1405-JA1406)
早川書房, 2019.12
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ゲーム ノ オウコク
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注記
主要参考文献: 下: p413-416
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150314057
内容説明
サロト・サル—後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子、ソリヤ。貧村ロベーブレソンに生まれた、天賦の「識」を持つ神童のムイタック。運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1975年のカンボジア、バタンバンで邂逅した。秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺—百万人以上の生命を奪い去ったあらゆる不条理の物語は、少女と少年を見つめながら粛々と進行する…まるで、ゲームのように。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150314064
内容説明
「君を殺す」—復讐の誓いと訣別から、半世紀。政治家となったソリヤは、理想とする“ゲームの王国”を実現すべく最高権力を目指す。一方のムイタックは渇望を遂げるため、脳波を用いたゲーム“チャンドゥク”の開発を進めていた。過去の物語に呪縛されながら、光ある未来を乞い願って彷徨うソリヤとムイタックが、ゲームの終わりに手にしたものとは…。第38回日本SF大賞&第31回山本周五郎賞受賞作品。
「BOOKデータベース」 より