多機能化する農村のジレンマ : ポスト生産主義後にみるフランス山村変容の地理学

書誌事項

多機能化する農村のジレンマ : ポスト生産主義後にみるフランス山村変容の地理学

市川康夫著

勁草書房, 2020.1

タイトル読み

タキノウカ スル ノウソン ノ ジレンマ : ポスト セイサン シュギゴ ニ ミル フランス サンソン ヘンヨウ ノ チリガク

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注記

博士論文 (筑波大学, 2013年提出) に加え、その後に実施した複数の調査を基にした論文を合わせ、全体を再構成したもの

参考文献: 巻末 pvi-xvi

内容説明・目次

内容説明

農村地理学は、生産主義からポスト生産主義へという既存のパラダイムを超えられるか。世界的な貿易自由化とネオリベラリズムを背景に大きく再編する先進諸国の農村を、「多機能レジーム」という新たな視点から捉え直す。

目次

  • 「多機能化」する現代農村
  • 第1部 農業・農村変容を捉える新たな射程(「ポスト生産主義論」から「多機能論」へ;「多機能論」の応用と本書の視点)
  • 第2部 フランス農業の変容(フランス山村と農業政策;フランス山村農業の特性—山地畜産の経営戦略;フランス山村農家の変容—政策による農業改変)
  • 第3部 フランス農村の変容(農村と地域ブランド—農産品のローカルな伝統性;農村とツーリズム—文化資源とランドネ観光;農村と田園回帰—なぜ人々は農村へ向かうのか)
  • 多機能論からみる農村変容のパラダイム

「BOOKデータベース」 より

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