養蚕と蚕神 : 近代産業に息づく民俗的想像力

書誌事項

養蚕と蚕神 : 近代産業に息づく民俗的想像力

沢辺満智子著

慶應義塾大学出版会, 2020.2

タイトル別名

近代産業化過程の養蚕業における民俗的想像力 : 蚕を育てる技術・感覚・信仰

タイトル読み

ヨウサン ト カイコガミ : キンダイ サンギョウ ニ イキズク ミンゾクテキ ソウゾウリョク

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注記

博士号申請論文「近代産業化過程の養蚕業における民俗的想像力 : 蚕を育てる技術・感覚・信仰」(一橋大学, 2016年提出) を元に執筆されたもの

参考文献: 巻末p7-16

内容説明・目次

内容説明

科学知と在来知・国家イデオロギーと民俗的想像力—。国家政策と女性たちの感情・感覚のせめぎ合いから、近代養蚕業の新たな姿を紡ぎ出す。

目次

  • 養蚕と蚕神
  • 1部 養蚕の国策近代産業化—蚕を巡る制度・科学・イデオロギー(在来知から科学知へ—蚕種生産を巡る知の体系;育てる技術の標準化と限界;近代養蚕農家への再編—製糸会社の台頭;宮中養蚕に見る国家イデオロギーと蚕)
  • 2部 金色姫物語の近代—養蚕における民俗的想像力の諸相(蚕影信仰と金色姫;金色姫物語と女性たち;蚕を育てる感覚と想像力;金色姫と皇后—女性たちの金色姫から、国民の金色姫へ)
  • 近代産業化と民俗的想像力

「BOOKデータベース」 より

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