伊勢神宮と出雲大社 : 「日本」と「天皇」の誕生
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書誌事項
伊勢神宮と出雲大社 : 「日本」と「天皇」の誕生
(講談社学術文庫, [2602])
講談社, 2020.2
- タイトル別名
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伊勢神宮と出雲大社 : 日本と天皇の誕生
- タイトル読み
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イセ ジングウ ト イズモ タイシャ : 「ニッポン」ト「テンノウ」ノ タンジョウ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
原本は2009年講談社選書メチエ刊
内容説明・目次
内容説明
なぜ、大和は出雲を必要としたのか?朝日と夕陽、太陽と蛇、陸と海、現世と他界—天武・持統の大和王権を守る「両端の象徴的霊威」をになうものとして伊勢・出雲をとらえ直し、日本の起原に鋭く迫る試み。「神とは何か」という民俗学による理論的分析の視点と、歴史学による記紀をはじめとする文献研究、考古学の発見を融合させた、新しい古代探究!
目次
- 第1章 伊勢神宮の創祀(従来の学説と、神宮創祀の基本史料;「神話と歴史」の構成;歴史の中の伊勢神宮)
- 第2章 “外部”としての出雲(王権のミソロジー(神話論理学);出雲世界の歴史と伝承;祭祀王としての天皇;出雲の地位の変化)
- 第3章 祭祀王と鎮魂祭(新嘗祭と大嘗祭;鎮魂祭の歴史;鎮魂祭の解釈)
- 終章 “日本”誕生への三段階
「BOOKデータベース」 より