南朝全史 : 大覚寺統から後南朝へ
著者
書誌事項
南朝全史 : 大覚寺統から後南朝へ
(講談社学術文庫, [2604])
講談社, 2020.2
- タイトル読み
-
ナンチョウ ゼンシ : ダイカクジトウ カラ ゴナンチョウ エ
大学図書館所蔵 件 / 全159件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
叢書番号はブックジャケットによる
原本は2005年講談社選書メチエ刊
研究文献目録: p245-252
南朝年表: p253-263
内容説明・目次
内容説明
大動乱の十四世紀、日本史に深く刻まれた南北朝時代。しかし南朝の実像は謎に包まれてきた。室町幕府に対し劣勢に立ちながら、吉野山中に長きにわたり存続できたのはなぜか。厖大な史料を博捜し、政治・文化的実体をもつ本格政権としての南朝に光を当て、起源である鎌倉時代の大覚寺統から後南朝まで「もうひとつの朝廷」の二百年を描き切る決定版。
目次
- 第1章 鎌倉時代の大覚寺統(大覚寺統の成立;両統対立の開始;両統対立の展開;両統の相克)
- 第2章 建武の新政(綸旨万能の成果と限界;軍事指揮と恩賞宛行;王統からみた建武の新政)
- 第3章 南朝の時代(南北朝の併立;後村上天皇の時代;長慶天皇の時代;後亀山天皇と南北朝の合体)
- 第4章 南朝を読みとく(南朝史料としての『新葉和歌集』;南朝の組織と制度;南朝と地方との関係;大覚寺統傍流の末路)
- 第5章 後南朝とその終焉(後南朝の皇胤たち;室町幕府の内紛と後南朝;両統迭立の終焉)
「BOOKデータベース」 より