アメリカ進歩主義教育の源流 : ブロンソン・オルコット思想研究

書誌事項

アメリカ進歩主義教育の源流 : ブロンソン・オルコット思想研究

山本孝司著

(早稲田大学エウプラクシス叢書, 020)

早稲田大学出版部, 2020.1

タイトル別名

The origin of the American progressive education : a study of Bronson Alcott's transcendental thought

アメリカ進歩主義教育の源流 : ブロンソンオルコット思想研究

タイトル読み

アメリカ シンポ シュギ キョウイク ノ ゲンリュウ : ブロンソン・オルコット シソウ ケンキュウ

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注記

英文タイトルは標題紙裏による

2018年2月に早稲田大学より授与された博士(教育学)の学位論文を基に大幅に修正を加えたもの

参考文献: p273-295

内容説明・目次

内容説明

アメリカ教育思想史において、どのように超越主義が影響したのか。19世紀末から20世紀にかけて起こった教育改革運動、進歩主義教育と個人の尊重を説く超越主義との結びつきは深い。その思想的水脈をなぞるのに、ミッシング・リンクといえるのがオルコットだ。パーカーやデューイにも足跡を残した、知られざるオルコット像を説き明かす。

目次

  • 序論 本書の研究目的と構成
  • 第1部 オルコット超越主義思想に影響を与えた思想群(超越的世界の意味づけ;超越論的認識の背景;超越論的「知性」概念の拡充;オルコット超越主義的実践理論への影響関係)
  • 第2部 超越主義から進歩主義教育に流れる思想的水脈(エリザベス・ピーボディの幼児教育思想—オルコット教育理論の受容と批判;プラグマティズムへの影響—ウィリアム・ジェイムズとの関係;ドイツ超越論的観念論からプラグマティズムへの中継点;プラグマティズムへの超越主義の影響の一断面—ミッシング・リンクとしてのオルコット人格主義;超越主義とプラグマティズムの「宗教」的通路—オルコットの人格主義に基づく「新しい教会」構想を手掛かりに;進歩主義教育への影響—パーカー、デューイへの影響)
  • 結論 オルコット教育思想の再評価と超越主義の思想史的再定位

「BOOKデータベース」 より

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