書誌事項

博物館と文化財の危機

岩城卓二, 高木博志編

人文書院, 2020.2

タイトル読み

ハクブツカン ト ブンカザイ ノ キキ

注記

人文研アカデミー「博物館と文化財の危機--その商品化、観光化を考える」 (2018年11月17日:京都大学人文科学研究所) の記録

内容説明・目次

内容説明

稼げない博物館は存在意義がないのか?民主主義の根幹でもある博物館、人類の貴重な財産でもある文化財。それがいま研究や歴史の蓄積が損なわれ、現場から悲鳴があがっている。手遅れになる前に博物館のあるべき未来を提言する。

目次

  • 第1章 博物館・美術館のミライ—「文化財で稼ぐ」ことが国家戦略になった
  • 第2章 歴史系博物館の可能性—地域の歴史や「負の歴史」と向き合う努力
  • 第3章 学芸員の現在と未来—学芸員は大忙し!でも大事なことってなぁに?
  • 第4章 地元の主婦による文化財住宅の立ち上げと運営—母さんが「学芸員」になった!
  • 第5章 人を育てる史料館—時間をかけて人を育てる覚悟はありますか?
  • 第6章 文化財と政治の近現代—復権する神話

「BOOKデータベース」 より

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