世界史の針が巻き戻るとき : 「新しい実在論」は世界をどう見ているか
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書誌事項
世界史の針が巻き戻るとき : 「新しい実在論」は世界をどう見ているか
(PHP新書, 1215)
PHP研究所, 2020.2
- タイトル別名
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世界の知性シリーズ
世界史の針が巻き戻るとき : 新しい実在論は世界をどう見ているか
- タイトル読み
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セカイシ ノ ハリ ガ マキモドル トキ : アタラシイ ジツザイロン ワ セカイ オ ドウ ミテ イルカ
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注記
ブックジャケットに記載のシリーズ名: 世界の知性シリーズ
内容説明・目次
内容説明
「哲学界のロックスター」と称され、世界中から注目を集めているドイツの哲学者、マルクス・ガブリエル。彼が提唱する「新しい実在論」は、何が真実なのか分からなくなった「ポスト・トゥルース」の時代において、「真実だけが存在する」ことを示す、画期的な論考とされる。本書は、気鋭の哲学者が日本の読者のために語り下ろした、スリリングな対話と提言を収録。今世界に起こりつつある「5つの危機」を取り上げ、「新しい実在論は世界をどう見ているのか」を様々な観点から描き出す。哲学的視点から世界の現在と未来を見通す、知的興奮に溢れる1冊。
目次
- 第1章 世界史の針が巻き戻るとき
- 第2章 なぜ今、新しい実在論なのか
- 第3章 価値の危機—非人間化、普遍的な価値、ニヒリズム
- 第4章 民主主義の危機—コモンセンス、文化的多元性、多様性のパラドックス
- 第5章 資本主義の危機—コ・イミュニズム、自己グローバル化、モラル企業
- 第6章 テクノロジーの危機—「人工的な」知能、GAFAへの対抗策、優しい独裁国家日本
- 第7章 表象の危機—ファクト、フェイクニュース、アメリカの病
- 補講 新しい実在論が我々にもたらすもの
「BOOKデータベース」 より