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人文主義の言語思想 : フンボルトの伝統

ユルゲン・トラバント [著] ; 梅田孝太, 辻麻衣子共訳

岩波書店, 2020.2

タイトル別名

Traditionen Humboldts

タイトル読み

ジンブン シュギ ノ ゲンゴ シソウ : フンボルト ノ デントウ

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注記

監訳: 村井則夫, 齋藤元紀, 伊藤敦広

原著(Berlin : Suhrkamp Verlag, c1990)の翻訳

文献表: 巻末p5-21

フンボルト著作一覧: 巻末p23-25

内容説明・目次

内容説明

言語と知性の多様性を唱え、比較人間論を構想したヴィルヘルム・フォン・フンボルト。彼の言語哲学が、ライプニッツ、ヴィーコ、ヘーゲル、デリダ等と織りなすドイツ人文主義の諸伝統を、壮大な思想史として描き出す。

目次

  • 第1章 「恣意的記号からかけ離れたもの」—ダンテからフンボルトまでのヨーロッパ言語記号論
  • 第2章 思考の形成器官—フンボルト言語思想の基本的特徴
  • 第3章 知性の多様性—人間学と言語学
  • 第4章 言語学の内的概念—フンボルトとライプニッツ
  • 第5章 境界線の彼岸—言語の起源
  • 第6章 新たな言語の成立—ロマンス諸語の誕生
  • 第7章 ヴィーコとフンボルトにおける想像力と言語
  • 第8章 聴取と応答—一八〇〇年前後のドイツ言語哲学における耳から声への移行
  • 第9章 フンボルトのグラマトロジー—言語の本性への斬新な洞察
  • 第10章 思慮なき体系—プロイセンの巨艦「フンボルト」、その格納と暴露

「BOOKデータベース」 より

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