ヴァイマル文化の芸術と教育 : バウハウス・シンボル生成・陶冶

書誌事項

ヴァイマル文化の芸術と教育 : バウハウス・シンボル生成・陶冶

眞壁宏幹著

慶應義塾大学出版会, 2020.2

タイトル別名

ヴァイマル文化の芸術と教育 : バウハウスシンボル生成陶冶

タイトル読み

ヴァイマル ブンカ ノ ゲイジュツ ト キョウイク : バウハウス・シンボル セイセイ・トウヤ

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注記

参考文献: 巻末p43-55

内容説明・目次

内容説明

「モデルネの美的陶冶理論」を求めて。“芸術”はいかに人間を形成するか。古典的価値の崩壊、教育の大衆化に直面し、「現代」に要請される「新しい人間」の創造を目指したバウハウス。その思想と実践をつなぎ合わせ、ヴァイマル文化のなかに一つの“星座”を描き出す。

目次

  • 序章 美的経験・芸術経験と陶冶(人間形成)
  • 第1章 ヴァイマル・バウハウスの音楽教師ゲルトルート・グルーノウ—「アメリカ的なもの」と「インド的なもの」のあいだで
  • 第2章 グルーノウ音楽教育の理論的背景—「音の響き」と「色彩」の感受としての美的経験
  • 第3章 「シンボルの受胎」としての「共感覚」—ハンブルクのグルーノウ、ヴェルナー、カッシーラー
  • 第4章 「あいだの世界」の心理学—ヴェルナー心理学を陶冶理論として読む
  • 第5章 「あいだの世界」の探求者パウル・クレー
  • 第6章 ヴァイマル共和国期美術教育の展開とその思想的背景—再現・表現・造形をめぐって
  • 第7章 「あいだの世界」の美術教育—エルヴィン・ヘックマンの美術教育実践
  • 第8章 モダニズム造形教育の行方—ガイストとエーアハルトの美術教育実践
  • 終章 モデルネの美的陶冶理論

「BOOKデータベース」 より

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