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南北朝軍記物語論

大坪亮介著

(研究叢書, 520)

和泉書院, 2020.2

タイトル読み

ナンボクチョウ グンキ モノガタリ ロン

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内容説明・目次

内容説明

第一部では、従来混沌とした世界と考えられてきた『太平記』後半部分の構想の解明を試み、さらに『明徳記』の叙述と時代状況との関わりを論じる。第二部では、『太平記』が未曾有の動乱を描くに際して獲得していった独自の手法を浮き彫りにし、加えて、天正本『太平記』の特質とその背景に迫る。

目次

  • 第1部 『太平記』・『明徳記』の構想(「北野通夜物語」と後醍醐天皇の怨霊;「北野通夜物語」の構想;万里小路藤房と『太平記』第三部世界;『大平記』における公武対比記事の構想;『太平記』における北条氏の治世 ほか)
  • 第2部 『太平記』の展開(「北野通夜物語」問民苦使記事における文献利用の方法;『太平記』における大内裏造営記事の方法;『太平記』と西園寺家;天正本『太平記』における北朝;天正本『太平記』における真言関係記事の増補 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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