禁忌の兵器 : パーリア・ウェポンの系譜学

書誌事項

禁忌の兵器 : パーリア・ウェポンの系譜学

榎本珠良編著

(明治大学国際武器移転史研究所研究叢書, 4)

日本経済評論社, 2020.2

タイトル別名

Weapon taboos : genealogies of pariah weapons

禁忌の兵器 : パーリアウェポンの系譜学

タイトル読み

キンキ ノ ヘイキ : パーリア ・ ウェポン ノ ケイフガク

大学図書館所蔵 件 / 58

この図書・雑誌をさがす

注記

文献リスト: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ダムダム弾、攻撃的兵器、大量破壊兵器、地雷、クラスター弾—特定の兵器をタブー視する近現代の発想や概念はいかに構築され変容したのか。既存の知の前提を問う新たな試み。

目次

  • 序章 パーリア・ウェポンの系譜学
  • 第1章 国際法学者の失敗—古典的戦争法における未完のプロジェクトとしての兵器違法化
  • 第2章 戦間期のイギリス軍縮政策と質的軍縮論—「攻撃的兵器」の規制をめぐって
  • 第3章 イギリスを中心とした戦間期の空爆禁止議論
  • 第4章 「大量破壊兵器」概念の歴史化
  • 第5章 戦略的なタブー—化学兵器とアメリカ外交政策
  • 第6章 特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の成立過程—軍事大国と弱小国の相克と妥協
  • 第7章 「地雷危機」の構築と地雷のパーリア化—開発と安全保障の融合の時代
  • 第8章 「非人道的」兵器のスティグマタイゼーションを再考する—クラスター弾禁止と禁止賛同派の戦略
  • 終章 「パーリア・ウェポン」研究とその課題

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ