大正デモクラットの精神史 : 東アジアにおける「知識人」の誕生

書誌事項

大正デモクラットの精神史 : 東アジアにおける「知識人」の誕生

武藤秀太郎著

慶應義塾大学出版会, 2020.2

タイトル別名

大正デモクラットの精神史 : 東アジアにおける知識人の誕生

タイトル読み

タイショウ デモクラット ノ セイシンシ : ヒガシアジア ニオケル 「チシキジン」 ノ タンジョウ

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注記

参考文献: p329-348

内容説明・目次

内容説明

大正デモクラシー期に日本で誕生した「知識人」=大正デモクラットたちは、国家の枠組みをこえた連携を志向し、中国をはじめ東アジアの知識人と豊かな思想的交流をかわしていた。日本の戦後民主主義にも大きな影響を与えた彼らの知的格闘を生き生きと描き出す力作。「公共知識人」の群像。

目次

  • 第1部 大正デモクラットと中国(吉野作造と中国知識人—キリスト教をめぐる「連帯」と「離反」;福田徳三と中国知識人—「共感」と「反感」のはざまで;河上肇と中国知識人—マルクス主義の「変奏」;堀江貴一と張公権—挫折した自由貿易主義の理念;今井嘉幸と李大〓—アジア主義の同床異夢;朝河貫一と胡適—祖国の「民主」を求めて)
  • 第2部 大正デモクラットと戦後民主主義(小泉信三と戦後天皇制—君主をめぐる公と私;高橋誠一郎と戦後文化・教育行政—連続する「協同」理念)

「BOOKデータベース」 より

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