歴史のなかのカタルーニャ : 史実化していく「神話」の背景

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歴史のなかのカタルーニャ : 史実化していく「神話」の背景

立石博高著

山川出版社, 2020.2

タイトル別名

Catalunya

歴史のなかのカタルーニャ : 史実化していく神話の背景

タイトル読み

レキシ ノ ナカ ノ カタルーニャ : シジツカ シテ イク シンワ ノ ハイケイ

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注記

2017年、世界中の注目を集めた、カタルーニャで起こった独立騒動。独立を至上命題とする人びとが語る「神話」によって抑圧されるマイノリティの存在を明らかにしつつ、これからの民主国家の在り方を考える。講演録も収録。

基本参考文献: p260-266

内容説明・目次

内容説明

カタルーニャはどこへ行くのか?分断を乗り越え、ゆるやかなアイデンティティ複合を許容する道はないだろうか。そのためにも我われは歴史を冷静に振り返らなければならない。

目次

  • はじめに—単一アイデンティティの追及と社会的軋轢の増加
  • カタルーニャ州とアイデンティティの錯綜
  • 州政府のアイデンティティ強化政策
  • 地中海帝国の記憶
  • 近世スペインとカタルーニャ
  • 国民国家形成とカタルーニャ
  • 王政復古からスペイン内戦までの動きと地域ナショナリズム
  • フランコ独裁に抗して
  • ポスト・フランコの時代
  • おわりに—アイデンティティ複合を許容すること
  • “補”講演録 歴史のなかのカタルーニャ・アイデンティティ

「BOOKデータベース」 より

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