古代中世における領域編成と空間的思考 : 歴史地理学からみた日本
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書誌事項
古代中世における領域編成と空間的思考 : 歴史地理学からみた日本
(新潟大学人文学部研究叢書, 17)
知泉書館, 2020.3
- タイトル別名
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古代中世における領域編成と空間的思考 : 歴史地理学からみた日本
- タイトル読み
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コダイ チュウセイ ニオケル リョウイキ ヘンセイ ト クウカンテキ シコウ : レキシ チリガク カラ ミタ ニホン
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内容説明・目次
内容説明
古代律令国家による国や郡といった行政区画の編成は、荘園制の下で再編されつつも存続し、さらには近世幕藩体制下でも機能し続けた。そして明治の廃藩置県、町村制の成立、昭和の市町村再編を経て現在に至るまで、日本の行政区域を規定する基層として影響を及ぼしている。本書は、そうした最基層である古代中世の領域編成の実態と、それにより形作られる空間的思考の両面を、歴史地理学の手法で解明した研究成果である。
目次
- 第1章 日本古代中世における領域研究の視角と課題
- 第2章 平安鎌倉期証文類にみえる空間的思考とその表現
- 第3章 平安期平城京域における空間利用とその管理
- 第4章 平城京による領域編成と中近世都市奈良の都市構造認識
- 第5章 八・九世紀伊勢神郡における言説としての領域性と領域編成
- 第6章 中世伊勢神郡における空間管理と条里絵図
- 第7章 境界表示としての〓示の確立と空間管理
「BOOKデータベース」 より