古代日本文学が物語る婚姻・出生伝承

書誌事項

古代日本文学が物語る婚姻・出生伝承

青柳まや著

花鳥社, 2020.3

タイトル別名

上代文学における婚姻・出生伝承に関する研究

古代日本文学が物語る婚姻出生伝承

タイトル読み

コダイ ニホン ブンガク ガ モノガタル コンイン・シュッショウ デンショウ

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注記

博士学位申請論文「上代文学における婚姻・出生伝承に関する研究」 (2016年提出, 二松學舍大学) をもとにして、加筆修正を加えたもの

参考文献: p371-373

内容説明・目次

内容説明

伝承はどのように生み出されなぜ記されたのか。古事記、日本書紀、風土記、万葉集、日本霊異記などを対象に、王権神話に関わる婚姻や、異類婚姻譚、異常出生譚を取り上げ、それぞれを文学史的流れの中に位置づける。個別の文献や話型の枠を越えて広く見渡し、伝承の背後に隠された古代人の世界観を解き明かす。

目次

  • 序章 伝承を読み解く方法—本書の目的と構成
  • 第1章 『古事記』『日本書紀』の神々に見る婚姻伝承の差異
  • 第2章 天皇の婚姻・出生伝承と神話の再利用
  • 第3章 『風土記』に見る巫女的女性の婚姻・出生伝承
  • 第4章 始祖・神婚伝承から『日本霊異記』仏教説話への変容
  • 第5章 『万葉集』巻第十六に歌われる古代人の婚姻観
  • 終章 古代文学史の中の婚姻・出生伝承と課題

「BOOKデータベース」 より

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