触常者として生きる : 琵琶を持たない琵琶法師の旅
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触常者として生きる : 琵琶を持たない琵琶法師の旅
伏流社, 2020.1
- タイトル読み
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ショクジョウシャ トシテ イキル : ビワ オ モタナイ ビワ ホウシ ノ タビ
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注記
2017年以降、新聞・雑誌等に発表してきたエッセー・小論文・講演録を1冊にまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
「健常者/障害者」「強者/弱者」「文明/未開」という近代的な二項対立を乗り越え、触常者と見常者の豊かな異文化間コミュニケーションの可能性を提案する。本書は、世間の障害観に一石を投じる触常者発の触発の書である。「野生の勘」と「未開の知」をキーワードとし、本書で語られる著者自身の「無視覚流ライフ」を追体験してみよう!
目次
- 「野生の勘」と「未開の知」
- 第1部 人類学—「目に見えない世界」のフィールドワーク(無文字文化の沃野を歩く—東海大学での講演会(二〇一八年一二月)から;文化相対主義に基づく障害研究の可能性;五感で味わう、五感を味わう)
- 第2部 博物館—触文化研究の現場(多様な「from」を育む博物館—日本ミュージアム・マネージメント学会大会での基調講演(二〇一七年六月)から;国立民族学博物館からの発信;偏差知からの脱却—知的障害者との協働の意義 ほか)
- 第3部 射真集「我が半年」—二〇一八年七月〜一二月『日本経済新聞』連載コラムから(三本足の役割;災害弱者は復興強者;さわる絵本展 ほか)
- 盲人と海
「BOOKデータベース」 より