朝貢・海禁・互市 : 近世東アジアの貿易と秩序

書誌事項

朝貢・海禁・互市 : 近世東アジアの貿易と秩序

岩井茂樹著

名古屋大学出版会, 2020.2

タイトル別名

朝貢海禁互市 : 近世東アジアの貿易と秩序

タイトル読み

チョウコウ・カイキン・ゴシ : キンセイ ヒガシアジア ノ ボウエキ ト チツジョ

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注記

引用文献一覧: p392-406

内容説明・目次

内容説明

天下を統べる皇帝と朝貢する蕃夷諸国—この美しい理念の外形を辛うじて保っていた明代の通商外交体制も、海と陸の辺縁からの衝撃で転換を迫られ、やがて清代には互市が広がっていく。西洋とは異なる「もう一つの自由貿易」への構造変動を、日本の役割も含めて跡づけ、新たな歴史像を実証。

目次

  • 序章 朝貢体制論の再検討
  • 第1章 明の朝貢拡大策と礼制の覇権主義
  • 第2章 貿易の独占と明の海禁政策
  • 第3章 辺境社会と「商業ブーム」
  • 第4章 十六世紀中国における交易秩序の模索と互市
  • 第5章 清代の互市と「沈黙外交」
  • 第6章 南洋海禁の撤回とその意義
  • 終章 互市における自由と隔離

「BOOKデータベース」 より

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