フランスの在宅保育政策 : 女性の就労と移民ケア労働者
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書誌事項
フランスの在宅保育政策 : 女性の就労と移民ケア労働者
(MINERVA社会福祉叢書, 64)
ミネルヴァ書房, 2020.2
- タイトル読み
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フランス ノ ザイタク ホイク セイサク : ジョセイ ノ シュウロウ ト イミン ケア ロウドウシャ
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注記
参考文献: p213-230
博士論文『フランスの保育サービスと女性の就業 : 家族政策と親・ケア労働者の相互行為の視座から』(一橋大学, 2017)に加筆・修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
フランスは、欧州トップ水準の出生率と比較的高い女子労働力率を誇り、その家族政策は各国の関心を集めている。しかし実際には親の希望が強い保育所は不足し、最も利用が多いのは保育所でなく保育ママである。そしてパリでは、保育ママやナニーなどの在宅保育を担っているのは主に移民女性たちである。そうした保育の実態とケアの供給構造を、家族政策の分析と、親・ケア労働者への聞き取り調査から明らかにする。
目次
- ケアという営み—ジェンダー、階級、エスニシティが交錯する地平
- 第1部 フランス在宅保育の歴史と現在(「個人化」という政治的選択;現代フランスにおける女性の就業と家族政策、保育分布;家族政策と保育、女性の就労の歴史)
- 第2部 需要・供給の生成(需要が生成されるプロセス;供給が生成されるプロセス)
- 第3部 ケアの担い手と利用者の相互行為(感情をめぐる相互作用;ケアの値段;時間をめぐる交渉)
- フランス式保育の解決方法が意味するもの
「BOOKデータベース」 より