水上瀧太郎の文学 : サラリーマン小説の誕生
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水上瀧太郎の文学 : サラリーマン小説の誕生
(近代文学研究叢刊, 68)
和泉書院, 2020.2
- タイトル読み
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ミナカミ タキタロウ ノ ブンガク : サラリーマン ショウセツ ノ タンジョウ
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注記
水上瀧太郎年譜: p[243]-324
内容説明・目次
内容説明
虚偽を糾す正義感と時流に迎合しない批判精神。激動の大正から昭和初期に翻弄されるサラリーマンの実態を、『大阪の宿』を始め、一連のサラリーマン小説に描いた。同時に「貝殻追放」では社会の矛盾や虚偽を指弾し、軍国主義に迎合する社会の風潮を批判した。時代背景と作品を照応し、瀧太郎の文学の本質を捉える、瀧太郎の再評価。
目次
- 1 小説論考
- 2 「貝殻追放」論考
- 3 戯曲研究—創作空白期間の謎
- 4 米国・英国留学体験と水上瀧太郎文学
- 5 水上瀧太郎「精神的主幹」時代の『三田文學』
- 6 神奈川近代文学館所蔵・籾山仁三郎宛水上瀧太郎書簡
- 7 村松定孝「水上瀧太郎と大信田落花の功績」への疑義
「BOOKデータベース」 より