心の解離構造 : 解離性同一性障害の理解と治療
著者
書誌事項
心の解離構造 : 解離性同一性障害の理解と治療
金剛出版, 2020.3
- タイトル別名
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Understanding and treating dissociative identity disorder : a relational approach
- タイトル読み
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ココロ ノ カイリ コウゾウ : カイリセイ ドウイツセイ ショウガイ ノ リカイ ト チリョウ
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注記
Understanding and treating dissociative identity disorder : a relational approach(2011)の全訳
文献: 巻末pvii-xxviii
内容説明・目次
内容説明
怒れる迫害者として、あるいは弱き幼な子として、虐待・暴力から生き延びるために解離した「私」の痕跡たち—彼ら内なる他者との対話を始めるために何ができるのか?サンクチュアリを確保する「段階的治療」と、交代者の対話を起動する「関係論志向アプローチ」からなる、解離治療技法の決定版。
目次
- 第1部 解離性同一性障害を理解する(解離性同一性障害を有する三人の人生と精神療法;力動的無意識と心の解離構造;「(私のなかの)私たち」—解離性同一性障害における人格構造;トラウマ障害としての解離性同一性障害;解離した自己状態、トラウマ、無秩序型アタッチメント;解離された自己状態の構造と精神力動に関連する神経生物学的研究;解離された自己状態—その生成と文脈化)
- 第2部 解離性同一性障害を治療する(解離性同一性障害のアセスメントと診断;段階的治療;治療における共意識と共参加の促進;迫害的交代者との治療作業と攻撃者との同一化;治療的関係—共構築の多次元;解離性同一性障害における夢;解離性同一性障害における自殺傾向;併存疾患と見せかけの併存疾患—重度で硬直した心の解離構造によって生じる問題)
「BOOKデータベース」 より