自然を前にした人間の哲学 : 古代から近代にかけての12の問いかけ
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自然を前にした人間の哲学 : 古代から近代にかけての12の問いかけ
慶應義塾大学言語文化研究所 , 慶應義塾大学出版会 (発売), 2020.2
- タイトル読み
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シゼン オ マエ ニ シタ ニンゲン ノ テツガク : コダイ カラ キンダイ ニ カケテ ノ 12 ノ トイカケ
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注記
その他の著者: 上枝美典, 山内志朗, 樋笠勝士, 土橋茂樹, 野元晋, 鎌田繁, 岩波敦子, 神崎忠昭, 粂川麻里生, 鎌田由美子, 谷寿美
「はじめに」に「本論集は、慶應義塾大学言語文化研究所の公募研究(2016年4月-2018年3月)「自然世界と人間--古代から近代におけるその比較思想史的研究」によるもの」とあり
内容説明・目次
内容説明
私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。古代から近代にいたるまで、その意義を検討する。
目次
- 1 自然/本質の追究—タレス、あるいは自然哲学の誕生(トマス・アクィナスにおける「自然」の理解—キリスト両性論を手がかりにして;西洋中世の存在論における「自然」概念の位置づけについて)
- 2 存在の連環のなかで—プロティノスにおける自然美(宇宙創造の再現としての神働術—新プラトン主義的自然神学の哲学的背景;「照明学の師」スフラワルディーの自然論から—『照明の叡智学(哲学)』から第2部第3論考訳注 ほか)
- 3 星を見つめて(適正な時の把握を目指して—カロリング朝の文教政策と暦算法(computus)論争;中世ヨーロッパにおける占星術と世界観—ニコル・オレームの事例から)
- 4 近代の「ためらい」(進化論と世界の美的統一について—ゲーテ自然学の観点から;柳宗悦の自然観と絨毯—日本における遊牧民絨毯の受容とその背景 ほか)
「BOOKデータベース」 より