脱植民地化編
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脱植民地化編
(歴史としての日韓国交正常化 = The Korea-Japan normalization as history, 2)
法政大学出版局, 2020.2
- : 新装版
- タイトル別名
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In the context of decolonization
- タイトル読み
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ダツショクミンチカヘン
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注記
その他の著者: 木宮正史, 浅野豊美, 太田修, 吉澤文寿, 長澤裕子, クリスティン・キム, 朴薫, 崔永鎬, 盧琦霙, 小林玲子, 樋口敏広, 山内康英, 藤井賢二, 南基正, 崔喜植
内容説明・目次
内容説明
14年近くに及んだ日韓国交正常化交渉は外交史に残る難交渉のひとつとなった。本書は、日韓会談の最大の焦点だった「請求権問題」が「経済協力方式」で決着が図られる過程、日本の国内政治が日韓会談に与えた影響、北朝鮮という要因が日韓会談と日朝関係に及ぼした影響などについて、近年、日韓両国で公開された数万枚の外交文書をもとに歴史的な解明をめざした国際共同研究の成果。
目次
- 外交文書公開と日韓会談研究の新展開
- 第1部 植民地支配と請求権問題(二つの講和条約と初期日韓交渉における植民地主義;サンフランシスコ講和条約と帝国清算過程としての日韓交渉;日韓国交正常化交渉における基本関係交渉;戦後日本のポツダム宣言解釈と挑戦の主権)
- 第2部 歴史清算としての文化財問題(古美術品をめぐる国際政治—冷戦政治と朝鮮半島の文化財‐一九四五〜一九六〇年;日韓会談における文化財「返還」交渉の展開過程と争点;日韓会談と韓国文化財の返還問題再考—請求権問題からの分離と「文化財協定」)
- 第3部 日韓会談と在日韓国・朝鮮人問題(終戦直後の在日朝鮮人・韓国人社会における「本国」指向性と第一次日韓会談;在日民団の本国指向路線と日韓交渉;日韓会談と「在日」の法的地位問題—過去強制を中心に)
- 第4部 領域秩序の再編(水産資源秩序再編におけるGHQ天然資源局と日韓関係;日韓漁業問題—多相的な解釈の枠組み;韓日船舶返還交渉の政治過程—第一次会談船舶文科委員会における交渉を中心に;韓日会談における独島領有権問題—韓国と日本外交文書に対する実証的分析)
「BOOKデータベース」 より