「無罪」を見抜く : 裁判官・木谷明の生き方
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書誌事項
「無罪」を見抜く : 裁判官・木谷明の生き方
(岩波現代文庫, 社会 ; 320)
岩波書店, 2020.3
- タイトル別名
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無罪を見抜く : 裁判官木谷明の生き方
- タイトル読み
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ムザイ オ ミヌク : サイバンカン キタニ アキラ ノ イキカタ
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注記
単行本: 岩波書店 2013年11月刊
木谷明年譜: 巻末p1-2
内容説明・目次
内容説明
起訴されたら有罪率が非常に高い日本の刑事裁判。一方で、死刑などの重大事件で、再審の結果、無罪となるケースも出てきている。在職中、いくつもの無罪判決を出し、そのすべてを確定させた裁判官は、いかにして無罪を見抜いたのか。被告人、証拠と向き合う姿勢、裁判官と検察の関係などを率直に語る。現在の日本の司法制度を考える際に必読の書。
目次
- 古里と疎開—囲碁棋士・木谷實、父からの期待
- 法律家を目指して—高校での猛勉強と東大での反動
- 師との出会い、人生の転機に—裁判官の基本を磨く
- 平賀書簡問題—「手紙届いた」福島重雄判事から相談
- 最高裁調査官に—“黒衣”に徹した五年間
- 憲法判例をつくる—「四畳半襖の下張」『月刊ペン』など
- 最高裁における事実認定審査のあり方—誤判・冤罪を防ぐ
- 調査官時代の思い出の事件—調査官解説は二五件
- 三〇件に及ぶ無罪判決—被告人の言い分に耳を傾ける
- 調布事件と少年の更生—「おかしいものはおかしい」
- マイナリ事件、そして大学教授、弁護士—“冤罪の駆け込み寺”を
「BOOKデータベース」 より