がん免疫療法の突破口(ブレイクスルー)
著者
書誌事項
がん免疫療法の突破口(ブレイクスルー)
早川書房, 2020.3
- タイトル別名
-
The breakthrough : immunotherapy and the race to cure cancer
がん免疫療法の突破口
- タイトル読み
-
ガン メンエキ リョウホウ ノ ブレイクスルー
大学図書館所蔵 全49件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
監修: 河本宏
参考文献: p387-388
内容説明・目次
内容説明
二〇一八年ノーベル医学・生理学賞は、J.アリソン/本庶佑の「免疫チェックポイント阻害剤によるがん治療法を切り開いた」功績に対し与えられた。しかし、この業績がなしとげられるには壮絶な前史があった…。一九世紀末、コーリー医師は奇跡のような腫瘍消失をヒントに、「コーリーの毒」と呼ばれた免疫「ワクチン」を作り出した。しかしそれは学界の一〇〇年先を行くがゆえの理論的裏づけの浅さからエセ療法の烙印を押されてしまい、近年まで、がん免疫療法がまともに受け取られることはなかった。その、学界にたちはだかる「常識」の厚い壁に初めて風穴を開けたのがアリソンの発見であり、開いた隙間を大きく押し開いたのが、本庶らの発見だった。ペニシリンの発見にも喩えられ、ゴールドラッシュ並みの活況を呈することになる医学上の「ブレイクスルー」をめぐる、知と感動横溢する医科学ノンフィクション。
目次
- 第1章 患者一〇一〇〇六JDS
- 第2章 シンプルなアイデア
- 第3章 一条の光
- 第4章 テキサス州のユーレカ
- 第5章 三つのE
- 第6章 運を試す
- 第7章 キメラ
- 第8章 ゴールドラッシュの後に
- 第9章 イッツ・タイム
- 付録
「BOOKデータベース」 より