人工培養された脳は「誰」なのか : 超先端バイオ技術が変える新生命
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人工培養された脳は「誰」なのか : 超先端バイオ技術が変える新生命
原書房, 2020.3
- Other Title
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How to grow a human : adventures in who we are and how we are made
人工培養された脳は誰なのか : 超先端バイオ技術が変える新生命
- Title Transcription
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ジンコウ バイヨウ サレタ ノウ ワ ダレ ナノカ : チョウセンタン バイオ ギジュツ ガ カエル シンセイメイ
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Description and Table of Contents
Description
ブタのなかで培養されたヒトの器官、3Dプリンターによる臓器印刷、人工胚、人工精子—神の領域に到達しつつあるバイオテクノロジーがつくり出すそれは、はたして「ヒト」なのか?自らの組織から人工培養した「脳オルガノイド」、いわば「ミニ脳」を目の当たりにした気鋭のサイエンスライターが究極の問いに挑む。
Table of Contents
- 皿のなかで育つわたしの脳
- 命のかけら—細胞の過去と現在
- 体をつくる—昔ながらのヒトのつくりかた
- ヒューマン・スーパーオーガニズム—細胞が共同体になるとき
- 不死の肉体—組織を体外で培養する方法
- ヒーローと悪漢—がん、免疫、ヒト細胞の生態系
- 運命の思わぬ展開—細胞を再プログラムするには
- 予備部品工場—再プログラムされた細胞から組織や器官をつくる
- 血を分けた肉体—セックスと生殖の未来を問う
- おぞましい子孫?—ヒト培養の未来
- 孤独な心の哲学—脳は皿のなかで生きられるか?
- 身体の復活—肉体としての自分に折り合いをつけて
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