奄美沖縄の霊魂観 : 生と死の民俗論理

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奄美沖縄の霊魂観 : 生と死の民俗論理

加藤正春著

岩田書院, 2020.2

タイトル読み

アマミ オキナワ ノ レイコンカン : セイ ト シ ノ ミンゾク ロンリ

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注記

引用文献一覧: p341-357

内容説明・目次

内容説明

かつての沖縄で、若者の死の直後に墓所で行われることのあった、死者との離別の葬宴「別れ遊び(ワカリアシビ)」を取り上げて、そこにみられる死者と生者の交流の様相と、死者とその霊魂に対する人々の観念を検討し、この儀礼のもつ意味を考察する。

目次

  • 第1章 「別れ遊び」儀礼と死者観念
  • 第2章 葬送儀礼と出産儀礼にみる霊魂の憑着と力の作用
  • 第3章 沖縄の霊魂観—霊魂の憑着をめぐる桜井説の可能性
  • 第4章 出産夜伽と霊魂観—赤ん坊の生死と霊魂
  • 第5章 出産と霊魂の囲い込み習俗—霊魂の来訪と宿り
  • 第6章 死と二つの霊魂—一身二霊魂観をめぐって
  • 第7章 一身二霊魂観とその構造

「BOOKデータベース」 より

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