太宰を読んだ人が迷い込む場所
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太宰を読んだ人が迷い込む場所
(PHP新書, 1221)
PHP研究所, 2020.3
- タイトル読み
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ダザイ オ ヨンダ ヒト ガ マヨイコム バショ
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注記
引用は『太宰治全集』全十巻(ちくま文庫)から行い, 適宜ふりがなを加えた
内容説明・目次
内容説明
太宰治の全作品から、「生れて、すみません。」(『二十世紀旗手』のエピグラフ)や「八月のおわり、私は美しいものを見た」(『満願』)といった忘れ難い文言を抽出し、太宰の「毒」の魅力を解説。『新釈諸国噺』の中の『貧の意地』のような笑える作品や、よくわからない不思議な作品も網羅する。
目次
- 1つ目の穴 太宰を読むと、「落ちていく人生」がリアルに味わえる—『東京八景』
- 2つ目の穴 太宰を読むと、革命を起こしたくなる—『斜陽』
- 3つ目の穴 太宰を読むと、ダメ人間でも救われた気になる
- 4つ目の穴 太宰を読むと、自殺願望の奇妙さを実感する
- 5つ目の穴 太宰を読むと、プライドの厄介さが身に染みる
- 6つ目の穴 太宰を読むと、「世間の怖さ」に共感してしまう—『人間失格』
- 7つ目の穴 太宰を読むと、女性がますますわからなくなる
- 8つ目の穴 太宰を読むと、古典の魅力に惑溺する
- 9つ目の穴 太宰を読むと、津軽人の本性に驚く—『津軽』ほか
- 10個目の穴 太宰を読むと、わけのわからなさがクセになる
「BOOKデータベース」 より