個から群衆へ : アメリカ国民文学の鼓動

書誌事項

個から群衆へ : アメリカ国民文学の鼓動

佐久間みかよ著

春風社, 2020.2

タイトル別名

From person to people : the revolution of American national literature

タイトル読み

コ カラ グンシュウ エ : アメリカ コクミン ブンガク ノ コドウ

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注記

文献リスト: 巻末pxi-xxiv

内容説明・目次

内容説明

個人を重視する文化から、多様性をもった群衆の文化へ。植民地時代のピューリタンから、ホーソーン、メルヴィル、トウェインらを経て、現代のチカーナ作家まで、「個から群衆へ」という流れの中に位置づけてアメリカ文学の成り立ちを読み解く。

目次

  • 序章 個から群衆へ
  • 第1章 丘の上の町—トマス・シェパードのピューリタン・タウンの建設
  • 第2章 リバイバル(信仰復興運動)—エドワーズの描く天国と地獄
  • 第3章 コミュニティ—ホーソーンと改革運動の女性たち
  • 第4章 パフォーマンス—エマソンの西部講演旅行が意味するもの
  • 第5章 戦死者—メルヴィル『戦争詩集』における南北融合
  • 第6章 首都『金メッキ時代』が暴く腐敗政治
  • 第7章 パラダイス—メルヴィルとトウェインの描く沈黙するハワイ
  • 第8章 聖地巡礼—メルヴィルの『クラレル』における自然との共生
  • 第9章 コスモポリタン—黒人知識人W.E.B.デュボイスの南部と夢
  • 第10章 ボーダーランド—ラティーノ・アメリカン、サンドラ・シスネロスの挑戦
  • 終章 呟きから騒めきへ

「BOOKデータベース」 より

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