夏目漱石 : 書道文化における「教養」の変容
著者
書誌事項
夏目漱石 : 書道文化における「教養」の変容
(Kyuryudo library)
求龍堂, 2020.3
- タイトル別名
-
夏目漱石 : 書道文化における教養の変容
- タイトル読み
-
ナツメ ソウセキ : ショドウ ブンカ ニオケル キョウヨウ ノ ヘンヨウ
大学図書館所蔵 件 / 全37件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
学位 (博士) 論文『近代以降の日本における「書」の多様性 : 夏目漱石とその文学作品を中心として』(帝京大学, 2018年提出) に加筆修正したもの
参考文献一覧: p225-228
内容説明・目次
内容説明
夏目漱石は近世以来の漢学の伝統のなかで書を享受した最後の世代であり、“非書家”であったからこそ近代の書道文化を眺望できた稀有な存在であった。本書は、『草枕』『行人』などにみる漱石独自の書道観や『こゝろ』の装丁などを通して、漱石の作品と近代の書道文化の変容について考察した、今までにはない視点と発想で挑んだ画期的な書。
目次
- 序論 近代以降の書の多様性
- 第1章 漱石と「書」—漢学と書道文化
- 第2章 漱石と王羲之
- 第3章 小説に描かれた書(一)—『草枕』の場合
- 第4章 小説に描かれた書(二)—『行人』の場合
- 第5章 『こゝろ』の装丁について
- 結論 近代以降における書の教養と表現
「BOOKデータベース」 より