回想の織田信長 : フロイス「日本史」より
著者
書誌事項
回想の織田信長 : フロイス「日本史」より
(中公文庫, [フ16-1])
中央公論新社, 2020.3
- タイトル別名
-
História de Japam
- タイトル読み
-
カイソウ ノ オダ ノブナガ : フロイス ニホンシ ヨリ
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注記
フロイス著「日本史」(História de Japam) の第一部および第二部のうち織田信長に関する部分を抽出したもの
初版: 中公新書 1973年6月刊. 10刷 (1992年10月刊) を底本とし文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
厚い信任を受けたポルトガル人宣教師フロイスの見た織田信長の素顔。1568年の初めての謁見から安土築城、82年の本能寺の変、直後の明智光秀の死まで。戦国日本の第一級史料「日本史」から信長に関する章を訳出し、詳解する。文庫化にあたり新たに人名索引を付す。
目次
- 1 回想の信長(信長の素性、およびその性格、権勢、富、ならびに彼が到達した顕位と公方様の復位について;信長がその統治の過程で行なった他のことどもについて)
- 2 信長とフロイス(信長が、和田殿の好意により、ルイス・フロイス師を都へ呼び戻すべく命じた次第;司祭が奉行和田殿の好意により、信長と公方様を再度訪問した次第 ほか)
- 3 信長とオルガンティーノ(都に最初の被昇天の聖母(に奉献された)教会が建てられた次第、ならびにそれが受けた抵抗と五畿内のキリシタンが行なった援助について;五畿内の諸事の発展、ならびに安土山の神学校について ほか)
- 4 安土山にて(安土山で法華宗と浄土宗との間で行なわれた公の宗論について;巡察師が都に信長を訪問し、同地から再度、安土山を参観に赴いたこと ほか)
- 5 本能寺の変・山崎合戦(明智が諜叛により、信長、ならびに後継者の息子を殺害し、天下に叛起した次第;この争乱により、司祭、修道士、および安土の神学校が受けた難渋と危険について ほか)
「BOOKデータベース」 より