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離婚後の子どもをどう守るか : 「子どもの利益」と「親の利益」

梶村太市, 長谷川京子, 吉田容子編著

日本評論社, 2020.3

タイトル別名

離婚後の子どもをどう守るか : 子どもの利益と親の利益

タイトル読み

リコンゴ ノ コドモ オ ドウ マモルカ : 「コドモ ノ リエキ」ト「オヤ ノ リエキ」

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内容説明・目次

内容説明

長年子どもの支援に携わる臨床心理士、家族問題に精通した弁護士、法学者らが、真剣に向き合って考えた「子どもの利益」とは。

目次

  • 第1章 「子どもの利益」をめぐる言説を検証する—それ、本当に「子どもの利益」ですか?(特別寄稿 共同親権の罠—ポスト平等主義のフェミニズム法理論から;共同親権でwin‐win?;面会交流と共同親権は虐待防止にも役立つか;「虚偽DV」論;不分離は子どもの権利条約が謳う権利か—国連・子どもの権利委員会から日本への勧告について;「ハーグ条約に基づく子の返還」と「子の監護事件」は関係する?)
  • 第2章 離婚後の「共同」推進のかげで起きていること—誰のための「子どもの利益」?(当事者の体験—当事者からみた監護紛争と裁判、裁判後の実態;子どもを支援する視点から)
  • 第3章 法は「子どもの利益」をどう実現するべきか(子どもの利益と憲法上の権利—人間関係形成の自由の観点から;国際人権法から見た子どもの最善の利益;親権・監護は子どもの権利を実現する親の責任—質のよい監護を受ける子どもの利益を実現するために;安全は最優先の子どもの利益—DVの構造を踏まえて;児童虐待の現場から見た子の最善の利益;再婚家庭における子の最善の利益—二つの視点を形骸化させる裁判所の面会交流原則的実施政策;仲裁ADR法学会シンポジウム「子の最善の利益保護とADR(家事調停);あり方」批判と提言;欧米先進諸国における「子の最善の利益」の変遷;英国における「子の最善の利益」—個人主義的理解から関係的理解へ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB3017395X
  • ISBN
    • 9784535524583
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    v, 231p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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