移民と徳 : 日系ブラジル知識人の歴史民族誌

書誌事項

移民と徳 : 日系ブラジル知識人の歴史民族誌

佐々木剛二著

名古屋大学出版会, 2020.2

タイトル別名

The immigrants and their virtues : a historical ethnography on Japanese-Brazilian intellectuals

タイトル読み

イミン ト トク : ニッケイ ブラジル チシキジン ノ レキシ ミンゾクシ

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注記

博士論文 (東京大学, 2013年提出) に加筆修正を行ったもの

参考文献: 巻末p9-18

内容説明・目次

内容説明

移民知識人とは何か。ブラジルへの貢献と移民の成功をともに導いた徳=内面的資質と、それを体現する人々としての日系人は、いかにして生みだされたのか。移民知識人がはたした決定的役割から、日系コロニア構築の100年を超える歴史をとらえ、デカセギや世代交代とともに失われゆくその姿をも映し出す。

目次

  • 第1章 帰還、永住、再移住—日本帝国主義とブラジル日本移民知識層
  • 第2章 移民的徳の誕生—戦後移住政策と政治的主体としてのブラジル日系人の形成
  • 第3章 移民知識人の有機性—土曜会の知識実践と戦後移民社会の構造変容
  • 第4章 拡散と凝集のプロジェクト—日系旅行社と邦字新聞社
  • 第5章 徳、記憶、期待—政治的祭典としての移民百周年祭
  • 第6章 ブラジル日本移民の政治、知識、徳
  • 補遺 本書の民族誌調査について

「BOOKデータベース」 より

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