可能性としての戦後以後
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可能性としての戦後以後
(岩波現代文庫, 文芸 ; 323)
岩波書店, 2020.4
- タイトル読み
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カノウセイ トシテノ センゴ イゴ
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注記
1999年刊の文庫化
引用文献, 参考文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
戦後の思想空間の歪みと分裂をラディカルに解体し、作品を発表するたびに大きな反響を呼んできた著者。その、公共性の再生にむけた果敢な挑戦は、再び顧みられるべき秋を迎えている。「「日本人」の成立」「「瘠我慢の説」考」「失言と〓見」など、画期を成す論考を収め、戦後的思考の更新と新たな構築への意欲を刻んだ評論集。(解説=大澤真幸)
目次
- スタートのライン—日の丸・君が代・天皇
- 1(「日本人」の成立)
- 2(失言と〓見—「タテマエとホンネ」と戦後日本;「瘠我慢の説」考—「民主主義とナショナリズム」の閉回路をめぐって;チャールズ・ケーディスの思想—植民地日本の可能性)
- 3(二つの視野の統合—見田宗介『現代社会の理論—情報化・消費化社会の現在と未来』を手がかりに;戦後的思考の原型—ヤスパース『責罪論』の復刊に際して)
「BOOKデータベース」 より