ロールズ政治哲学史講義
著者
書誌事項
ロールズ政治哲学史講義
(岩波現代文庫, 学術 ; 420-421)
岩波書店, 2020.4
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- タイトル別名
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Lectures on the history of political philosophy
政治哲学史講義 : ロールズ
- タイトル読み
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ロールズ セイジ テツガクシ コウギ
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注記
2011年刊の文庫化。文庫化にあたり、訳語・訳文を改訂し、2に「岩波現代文庫版訳者あとがき」を付した
その他の訳者: 佐藤正志, 山岡龍一, 谷澤正嗣, 高山裕二, 小田川大典
訳者「高山」の「高」は「梯子高(はしごだか)」の置き換え
引用文献: 1: pxxxix-xli, 2: pxvii-xix
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784006004200
内容説明
『正義論』を主著とするロールズが、ハーバード大学で三十年にわたり行った「近代政治哲学」講座の講義録。自らの“公正としての正義”という構想に照らし、「範例」とみなす八人の理論家を論じる。第一巻では、社会契約論を代表する理論家(ホッブズ・ロック・ルソー)と功利主義の理論家ヒュームを取り上げる。
目次
- 序論—政治哲学についての見解
- ホッブズ(ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割;人間本性と自然状態;実践的推論についてのホッブズの説明;主権者の役割と権力;ホッブズ索引)
- ロック(ロックの自然法の教義;正統な体制に関するロックの解釈;所有権と階級国家)
- ヒューム(「原初契約について」;効用、正義、そして賢明な観察者)
- ルソー(社会契約—その問題;社会契約—諸仮定と一般意志(一);一般意志(二)と安定性の問題)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784006004217
内容説明
『正義論』を主著とするロールズが、ハーバード大学で三十年にわたり行った「近代政治哲学」講座の講義録。自らの“公正としての正義”という構想に照らし、「範例」とみなす八人の理論家を論じる。第二巻では、功利主義と自由を論じたミル、リベラリズム批判を代表するマルクスなどを取り上げる。人名・事項索引付き。
目次
- ミル(効用についてのミルの考え方;正義についてのミルの説明;自由原理;全体として見たミルの教説)
- マルクス(社会システムとしての資本主義に関するマルクスの見解;権利と正義についてのマルクスの構想;マルクスの理想—自由に連合した生産者たちの社会)
- 補遺(ヘンリー・シジウィック四講;ジョゼフ・バトラー五講)
「BOOKデータベース」 より