共生学宣言 Kyosei studies manifesto
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共生学宣言 = Kyosei studies manifesto
大阪大学出版会, 2020.3
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キョウセイガク センゲン
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Note
新たな学問としての「共生学」を打ち立てる試み。共生学の土台となる2大テーマを検討し、現代社会におけるアクチュアルな共生の課題、人と人との関わり、死者との共生などについて論じる。
その他の編者: 河森正人, 栗本英世, 檜垣立哉, モハーチ・ゲルゲイ
文献あり
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 私たちが考える共生学
- 第1部 共生学とはなにか(違和感、不快感と不断の交渉—共生の相互作用的基盤について;「共生」の位相を巡る思想史—小さな物語の横溢?大きな物語の欺瞞?)
- 第2部 今を生きる(「地域共生社会」の再検討—高齢者を起点とする多世代共生の実践;フィールド栄養学からみた食と健康—インド・ヒマラヤ高地の遊牧民と難民を事例として;戦時性暴力と地域女性史—フェミニズムが支えるスピークアウト;なぜ子どもたちが知らないままでいることを望むのか?—学校で包括的性教育を実施することの困難とその解決に向けて)
- 第3部 ともに生きる(国際的支援と住民の自助を再考する—ケニア・スラムの無認可私立学校を事例として;共生社会にむけての共創—宗教と科学技術による減災のアクションリサーチから;共生のグループ・ダイナミックス、その技法—中越地震からの復興過程を通して)
- 第4部 さまざまな共生のかたち(死者との共同体—記憶の忘却と存在の喪失;消滅というリアリティに向き合う—非人間的な存在との関わりを捉えなおす;共に治す—人新世における人間と植物の共生をめぐって)
- 補論:共生学はどこからきて、どこへむかうのか
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